「ボランティア」における日米の大きな違いとは何か?

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「ボランティア」という概念は海外に比べると
日本ではなかなか馴染みのないものではないでしょうか?

欧米では、どんな地位の高いビジネスパーソンだろうと
週末のプライベートな時間では、家族と一緒に地域に貢献を
するボランティア活動を行うことが一般的です。

また、日本では「趣味」と「仕事」と「ボランティア」は
別物だと切り離して考えている人も多いかもしれませんが、

海外では少し考え方が違うようです。

いくら善意の活動といえども、
自分に見返りがなければ長続きはしません。

そこで、「ボランティア活動を自分の利益となるように
使う」、という考え方があります。

アメリカでよくあるのが、税理士や弁護士が
非営利団体から相談を無料で受ける(ボランティア)
という例です。

もちろんそこには、新たなクライアント獲得に
結びつけたい、という思惑があるわけです。

他には、例えば「カメラで写真を取るのが好き」
だという人が、

副業で週末に写真の仕事をしたい、
もしくはプロのカメラマンになりたい、
と思っているとします。

その場合に、結婚式やコンサートなどの
写真をボランティアとして撮る事で
無給である代わりに、
実際の「仕事の経験」が得られます。

専門性のある労働力を無償で提供する
代わりに自分をステップアップさせることが可能な訳です。

その結果、将来的にその趣味で収入を得る事が
可能になるかもしれません。

もしくは、ゴミ拾いなどのボランティアでも
家族で行う事で、家族の結びつきを強めたり、
新たな友人を得られる、という利点があるでしょう。

アメリカにはVolunteer Match(ボランティアマッチ)
という大手のボランティアマッチングサイトがあります。

ボランティアしたい人とボランティアを探してる人、
団体を結びつけるサービスです。

このサービスの大きな収入源は、実は法人契約に
よるものだそうです。

アメリカでは多くの企業が、社員のボランティア活動を推奨
しています。

社員の専門能力を地域に提供し、顧客の信頼を
得る事で、見返りとして、将来的により結びつきの
強い顧客を増やすことが可能になるのです。

人は、一方的な献身だけでは行動をしません。

そこで、自分にも利益がでるような考え方、仕組みを
つくることで、

労働を提供する側とされる側、両方がWin-Winの
結果となるのです。

今、ボランティアという言葉がよく使われる時勢なので
それについて書いてみました。

Volunteer Match
http://www.volunteermatch.org/

About ヒルトル フィリップ 太郎

1985年生まれ 東京都出身 旅行好きなドイツ人の父と日本人の芸術家の母の間に生まれ、幼少時はもとより母親の胎内にいるときから世界中を旅する。 小学校時代を香港で過ごし、その後日本に帰国。 国際基督教大学(ICU)で言語学を学ぶ。 大学卒業後は父の国であるドイツに語学を学ぶために1年間留学する。 同時にヨーロッパ11カ国を旅し、様々な人間に出会い、時には 危険な目に遭いながら世界の見聞を広める。 帰国後、将来の目標が定まらずニート化しかけていたところを 平秀信と出会い、その卓越した語学力を買われ、 株式会社インプロビックに入社する。 日本語はもちろん、英語、ドイツ語の3ヶ国語を流暢に操る。 その語学力とインプロビックで日々学んでいるマーケティング 知識を融合し、日々世界中から新しいビジネスアイデアを輸入、 さらに海外のウェブサイト、オフライン広告、キャッチコピー などを徹底的に収集し、それを国内のビジネスに生かすコンテンツの 作成、セミナーの開催を行っている。 趣味は楽器演奏、映画鑑賞、読書、旅行など多岐にわたり 常に幅広い分野からの刺激を受け、そこから新たなビジネス アイデアを生み出している。 夢は、まだ世界に知られていない日本の音楽や映画などの文化を 世界中の多くの人に広めること。